こそあどの森シリーズ、二分間の冒険、びりっかすの神様などの、
楽しい児童文学を書かれている作家さんです。
こそあどの森シリーズ
私が小学校低学年のとき、母が「ふしぎな木の実の料理法」を買ってきたのがこのシリーズに出会ったきっかけです。
かなり気に入って、当時5巻まで出ていたものを(今は全部で8巻刊行されています)、一気に読みました。
「ふしぎな木の実の料理法」は以下のような感じです。
こそあどの森のウニマルと呼ばれる家に住んでいるスキッパー。
研究に出かけていたバーバさんから木の実の入った小包が届きます。
ほとんど外部と接触したことがないスキッパーは、その木の実の料理法を知るために森中の人(といっても10本の指におさまる人数)に聞いて回ります。
それを機にこそあどの森の住人たちと仲良くなって、2巻以降では、ハプニングが起こりながらも楽しい暮らしが描かれています。
私は描写が下手なので、上手く表現できていませんが、ほのぼのとしていて大好きです。
岡田淳さん直筆の挿絵も素敵で、数ページごとに入っているので、とても読みやすいと思います。
ちなみに私の一番のお気に入りは「はじまりの樹の神話(6巻目)」。
「ミュージカルスパイス(5巻目)」で出てきたしゃべるキツネが出てきたりして、何度読んでも面白いですね。